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おわりとはじまり

2012.12.28 21:57|おかあさんの季節の献立
夕暮れのちょこ

のこり僅かになった
2012年が暮れてゆく。





今日はいちにち
なんにもしないで


すっかり老いて甘えん坊の
しっぽの生えた家族を
抱っこしてすごした。


わたしの大事な家族であり友は
日に日にできることが減っていく。


今朝は左目が
あかなくなっていた。





ちょこ、ウインク上手になったね
って、そっとまぶたをなでる。






保育士をしていた時
こどもたちにちょこの話をよくした。

みんな
ちょこに会ったことはないのに、
ちょこのはなしをよくしていた。



ちょこ、

きみはこどもたちに
人気だったんだよ。






昨日できなかったことが
今日はできるようになっている
こどもたちの姿に

驚き畏敬の念と愛をかんじた日々。


日に日にからだのいろいろな働きが
解放されていくかのような


すっかりやせてちいさくなった
ちょこを胸に抱いて
今また


深い愛と畏敬の念を感じている。



腕の中にいる
ちょこはあたたかく
たしかな鼓動が
響いてくる。


いのちって
あたたかいねえ、ちょこ。


今を一緒にいきていることに
むねがあつくなって
なみだが溢れる。



私は
なみだもろいんじゃなくて
きっとなきむしなんだ。


今夜は
今年最後の家族揃っての夕食。
2012sukiyaki


すきやき

穴子の炙り焼き

トマトのサラダ


デザートは雪まろげ



丸くて愛らしい
雪まろげは

清冽な雰囲気の
だいすきな女性からの贈り物。

ゆきまろげfrom Mizuho


まるまると
まるめまるめよ
わが心


まん丸丸く

丸くまん丸
(木喰)





いちねんおつかれさま。



世界中のみんなと
まるい心で
新しい年を迎えられますように。














今夜のBGMは
すでに懐かしい
Love Song Without Words。
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冬の足音

2012.11.27 22:04|おかあさんの季節の献立
夕方

すっかり老いて
立ち上がるのも歩くのも
むつかしくなってきた
ちょこと散歩にでかけた。


最近のちょこは
ころばないように歩くのでせいいっぱい。



若かった頃は、
1分もかからずに走りぬけた道を
一歩一歩
30分かけて歩いた。


そしてUターンして帰るために
ふりかえると、


まるいお月さまが
北よりの東の空に浮かんでいた。

with my old Choco

涙があふれてしまった。
強く吹くつめたい風のなかで、


ちょことふたりっきりの
家の前の道に立って
こどもみたいに泣きながら
また30分かけて歩いた。


家の前までようやく来たら、



ちょこ:-)って優しい声が
きこえた。

おかあさんが玄関からのぞいていた。





私は呼ばれなかった笑






なんどもくりかえし、
ここに帰ってきたんだなあと

なみだをふいて、
仕事から帰ってきた父と
あたたかい家でごはんをたべた。



今夜は具合のよくない母の代わりに
私が作った献立


豚の胡麻味噌焼き

ポテトサラダ

大根菜とおじゃこの箸休め

けんちん汁

しろいごはん


デザートは
バナナケーキ




手渡された
命のリレーのバトンをしっかりにぎって



私もあたたかい帰る場所をつくるよ。
4年目のゆうやけ

今日のBGMは66号線


ワクワクだとか
ドキドキだとか

あなたとしか分けられないように
出会える前から育った。



あいたかった。

僕が見つけるまで生きてくれて、見つけてくれて、ありがとう。

不器用

2012.09.26 08:53|おかあさんの季節の献立
久しぶり!
ジブリ作品の中で
一番すきなものは、

崖の上のポニョ


ポニョは
自分の心が動いたものに向かって
まっすぐすすんでいく。


そこに
なんの躊躇も、手加減もなくて、


粗雑な仕草だけれど、
想いはまっすぐつたわる。


大人になっていく間に
想いを伝える仕草は、

柔らかく、相手に受け入れてもらいやすいように
変わってきたけれど、


きもちは、
ポニョと一緒。

心が求めた光に向かって
進んだ先に、
会うべき人が待っている。


と信じている。

at the right place

まっすぐ生きていこうと
ポニョを見るたび


自分の命を生きることの
意味を考え、
責任を感じる


私が私を生きなければ、
生きている甲斐がない。



なーんて
思うんだけれど、



本当は、
あちこちに
ぶつかりながらも

まっすぐにしかすすめない




ぶきっちょな
私だということ。

朝ごはんみたいな夕食

朝ごはんみたいなお夕食




きんぴらごぼう

いわしのグリル おろしを添えて

ひじき入り厚焼き玉子

錦糸卵とニラともやしのナムル

しろいごはん



なんでもない
メニューの

ひとつひとつが
おいしくて

しあわせになる。





なんでもないことのような
日々の
ささやかな出来事に

こころをこめて
愛をこめて










清風明月を祓う

2012.09.20 22:31|未分類
彼岸を迎え

夜の色が深くなり始めた
初秋の西の空に、弓張り月が浮かぶ。





弱っていくこころとからだを
どうすることもできずに


ただただ待ち焦がれた清風が

今日、
ようやく吹いて
私の心を祓っていった。




清かになったこころが、

「気づくことで癒されたよー」
と言って微笑んだ。





同僚や友人、恋人や子どもや家族

たいせつな人ができると
その人をもっと大切にしたくて
もっともっと大切に愛そうと思うけれど、




ひょんなひょうしに

「愛すること」から


「愛することができる自分になろうとすること」


に比重が偏りはじめたりすることが
私にはある。





そうなると
理想の自分で愛する人と向き合おうと
今の自分の限界を超えて
できないことを無理に自分にさせつづけようとして
やるせなくなってしまったり




自分の愛したいように愛しているものだから
相手をかえって苦しめてしまっていたりする。


そして、
どんなに愛してると言っても伝わらなくて
相手を不安にさせたり、
「あなたが愛してるのは自分自身じゃないの?」
という思いをさせたりしてしまう。







お互いに
関係性の目指すところや
理想を共有しながらも、


客観的に今の互いの状態、段階、
をきちんと理解しないと

土台の部分をすっとばして
空中に家をたてようとする
ような事態に陥るのだな、



ということを
31歳も終わりになって
ようやく気づいた
。。。。(。-_-。)



という
ちょっと恥ずかしい話

かわいい2羽豊橋編


できないことがまだまだ多い
自分も相手も
しっかり抱えて


いつも新しい、まっさらのきもちで
くもりなき眼で(もののけ姫のアシタカの台詞)
むきあうことができたら、


お互いに待ったり、待ってもらったり
歩幅をあわせて共に歩むことができたら、





ちゃんとした土台のうえに
いつか理想だった、目標だった
関係性が築かれているかもしれない。









できないことが
私の人生をいかに豊かにしてくれるか
を実感して、


求められても
「今はまだできない」と
伝えることが

以前よりうんと楽にできる。


そして、
相手に
「今はまだできない」と
教えてもらえることに


しあわせを感じられる。









今回
自分を癒すことができるまで
そばにそっと何気なく寄り添ってくれた


幼い頃からの友人たち、
藍を染めるみゆちゃん
青と森が似合うサリー
優しく美味しいパンを焼く由加さん


そして
手を貸さないことで
大人として立つことを支えてくれた
母へ




人生は達成ではないのよ
と教えてくれた

魔法使いのカンダルフのような
美しい女性へ


深い感謝をこめて





向き合うことで
かけがえのない贈り物をたくさん手渡してくれる
かけがえのない人へ

たくさんの
ごめんね、とありがとう、と
愛と祈りをこめて

8

いつか、ふりかえると

私たちが築きあげたのが、
理想の家ではなく

思いもよらないエッフェル塔
のようなものになっていたとしても

かまわない。




一緒に歩み、築けたことに
深いよろこびを感じると共に

その奇跡に
きっと深く深く感謝するから。

贅沢なこと

2012.07.24 22:00|おかあさんの季節の献立
例えば、


愛されているのに満たされなくて、
愛されたい、と望んだり、


愛しているのに、たいせつな人を
愛すことができなかったり


なんだか周りのいろいろに
不満を感じることが多くなったり




私の場合は、


私が私を認められない時
私が私を愛していない時


にそういう事が起こる
気がします。




私に嫌われた私は
小さくなって、
しょんぼりしていて、

いつだって、
そんな私を見つけると、



なんだか不憫で


どんなに情けなくて、
なんの価値もなく思える自分でも、


いつだって
私が私の味方でいなくちゃ

という気になります。



そうしたら、
誰にも愛されなくたって、

私は大切なひとを、世界を
愛していけるから。




なんて、

生きているなかで一瞬たりとも
何者にも愛されていない、
ことなんてないことを

どこかで信じていたりする


というとても贅沢な話。


9

2011年 夕暮れのパリの街角



帰り道
涙がとまらなくて、

家の前についても
しばらくドアがあけられなかった日。


おかあさんのごはんが
待っていてくれる。




鉄火丼

オクラのゴマソース

水菜とお豆腐の御汁

紫蘇と長ネギとカニの春巻き



デザートは水ようかん





泣いていたって、
心が痛くても
私はしあわせ。

いつも微笑んでいたいと
思うんだよ。

提灯あんこうのおはなし

2012.07.12 21:23|おかあさんの季節の献立
頭痛が続いて、
ひどくねむたい数日をへて、


とうとう久しぶりに
心もおちた。





レスキューパステルを
口にいれ続けた私は、



まるで
深くて暗い海の底を
小さな提灯を燈して
漂う


提灯あんこうみたいだと思った。




こんなときは、
青空の下で太陽の光を浴びて
ジャンプしていた
飛び魚みたいな日常が、







気が遠くなるほど、
遠い夢のようにおもえる。




深海魚は、
無理に上にあげてしまうと
はれつしてしまうから、



こんなときは、
じっと
誰もいない、光のとどかない
海の底で待っている。


自分の中に
光をみつけられるまで。





さて、
この提灯あんこうに
お手紙が届きました。


郵便屋さんが、
いいました。


「暗いお手紙をお届けにまいりました!」





お気に入りの
寺山修司の詩。






月夜の晩にいちまいの
てがみを流してやりました

月の光にてらされて
てがみは青くなるでしょう

人がさかなと呼ぶものは
みんな誰かのてがみです

かわいい2人アルル編
2011年10月 アルルにて ぽらぽらとことこ歩くふたり








今夜の献立

胡瓜と茗荷ともやしの胡麻酢和え

飛龍頭(ピーマン、人参、紫蘇、鶏挽き)

青じそご飯(塩、酒、青じそ)

キャベツとお揚げのお味噌汁

鯖の燻製

デザートはチョコレート


女神について

2012.07.11 22:03|おかあさんの季節の献立
今日、
浴室で転倒して
あたまをぶつけてしまった
患者さんに言われた。





「あなたは僕の女神」


と。



あんまり
びっくりして
おもわず笑ってしまったけれど、



ぶつけたあたまが
本当に心配です。





何の本だったか、
女神についての一場面。



ある詩人が
暗闇の中で女神に
名を尋ねた。


女神は
言った。

私は
愚かなものにとっては
愚かな女ですし


賢いものにとっては
賢い女です。





つまり、
私が女神みたい
ということでなく、


彼の心が
美しいというはなし。

5
2011年10月
アビニョンにミストラルの吹いた日 パリ行きのTGVの車窓から


今夜の献立は、


鮭と紫蘇と胡麻の混ぜ寿司


蟹玉餡かけ


胡瓜と茗荷の和え物


水菜とお豆腐とお揚げのおつゆ


デザートはアイスクリーム



夏の庭

2012.07.09 22:12|未分類
7


夕方になって、
夏の花で彩り溢れる庭園にでてみる。





一羽の黒いちょうちょが、
紫陽花からペチュニアへ
色とりどりに咲いている
花のあいだで、いったりきたりしていた。



あまりに大きなちょうちょで、
じっと見つめていたら




ゆっくりとこちらへ飛んできて、
くるりと私の周りをまわって



また花から花へと
蜜を集めに戻っていった。






花から花へと蜜を集めるのに夢中で、
でも、きっと世界への好奇心もあって、
とてもゆったりと羽ばたいてきた


その様子が、
あまり優雅で
歓びに満ちているようで


Emily Dickinsonの言葉が
思いうかんだ。




天国をみつけられなければ ー地上でー
天上でもみつけられないでしょう
たとえどこに移り住んでも
天使はいつも
となりに家を借りるのですから





すれちがってゆくたくさんの人たちも、
誰かの天使かもしれない。


きっと
みんなたいせつな誰かの天使。

The thousand years of good prayers

2012.07.04 08:45|おかあさんの季節の献立
もうすぐ日付が変わりそうな時間。


こんな時間に、
眠れなくなるかな、と思いながらも



薄茶を点てる。


こころが静かになって、
そしてあたたかいひとしずくが
おちて、ひろがる。



三千里外有知音

知音は、
知っている琴の音
がそもそもの意味だとか。


三千里の広い宇宙の中、


ひとり歩いてきた道で
懐かしい琴の音を
耳にした日を、


そっと思い返して
自服する。



お茶名は蓬莱の昔
お詰め先は一保堂

20125ひこうきぐも




もうすぐ、七夕


今年は星空が見られるかな。









でも、本当は

毎年七夕が雨なのは、
待ちこがれた再会のよろこびに



ふたりが
泣いているからじゃないかと


おもった。



「修百世可同舟」

わたしたちは、
みんな300年の祈りの先にいる。



のかもしれないです




7月はじめ明るい月夜の献立


タコとセロリのサラダ

もやしときゅうりのナムル

茄子の揚げ浸し

鰤の焼き漬け

しろいごはん

たまねぎとお揚げのお味噌汁


デザートはコーヒーゼリー


たなばた



台風のあとに

2012.06.20 20:33|未分類
この街の上空を
激しい雨とうねる暴風を従えて
台風が通りすぎていった


次の日。




朝からモノクロな空。
しずかないちにち。







私のなかの
いろんなものも洗いながされたの、
かな?

心に静けさがやってきた。




その静寂のなかで
そっと世界に、自分に、
みみをすましてみる。




世界にもひとりひとりの存在の中にも、
奇跡があふれている。




きっと人生の
一瞬一瞬に

本当にどの瞬間にも


あまりにも多くの奇跡が満ちあふれているから、
見えなくなってしまうことが多いけれど、




ちいさな奇跡のひとつひとつに、
感謝のきもちと尊敬と愛を抱いて
生きていこうと

生きていけるんじゃないかなと





思ったりした午後。






夕方になって、
空に色がもどって、


柔らかい夕焼け。



夕日が会いにきてくれて、
しあわせないちにちのおわり。
知音

今夜の献立



胡瓜と茗荷と紫蘇の胡麻酢和え

鮎の塩焼き

しいたけの肉詰め、ピーマンの肉詰め

しろいごはん

青海苔とお豆腐のおつゆ


デザートはスコーン



チョコレートはあと2つ。
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プロフィール

温です。

Author:温です。
母のつくるごはんが大好きで、季節感溢れる献立をのせていきます。いつか私が、献立づくりにつかれたとき、まよったときのおたすけになるように。

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